東風は吹かねど、福寿草はいたよ!/2/6=旧 1/7・戊申

七十二候「東風解凍」の威力(???)も届かず、今日も寒いです。

がっ!春をひとつ見つけましたっ!

Exif_JPEG_PICTURE

地面からそっと顔出す福寿草です。

別名「元日草」とか「朔日草(ついたちそう)」とか。
もうモロにお正月仕様の名前で、正月用の鉢としても売られていたりしますが、地植えのモノが咲くのは、2月。

といっても旧暦ならば、今日は1月7日。
なので、昔はストレートに正月界隈に花開かせたといえましょうね。

昔のヒトは、地面を割って顔出す黄金色の小さなコレに、新年を祝う花としていろいろな思いを託したのでしょう。

幸福と長寿を願って「福寿草」。
こんなストレートにめでたい名を持つ花って、他にあるかしら?

寒風の中でも、ほかほか希望をまとっているかのようですよ。

ちなみに、福寿草は、湯島天神の梅の木の下で。
東京都内では、小石川植物園とか向島百花園、皇居東御苑などでも見たことがあります。
1月下旬あたりから、植木市などで、地植え用の苗を見かけたりもします。

★★今日は、2014年2月6日/旧暦1月7日/睦月戊申の日
★関連記事
◎福寿草プチ図鑑